代表者あいさつ
当社の創業は1930年(昭和5年)に創業者(永井千盛1903〜1997)により、とび業を興した事が業務の始まりであり、2026年で創業96年、2030年には創業100周年を迎えようとしております。長きにわたり多くのお客様から土木・建築構造物の基礎の部分を担当させて頂き、数多くの工事を施工させて頂いております。
創業期にはとび請負業として重量物運搬・家屋、工場等の建て方・家曳き・そして杭打ち等のとび仕事を行っていたと聞いています。
戦前や戦後間もなくの頃の杭工事は現在の杭打機のような機械は存在しないため、陸上では今で言う杭打ち櫓(やぐら)を用いて、滑車を利用し最初は人力にて「もんけん」(分銅)を吊り上げ、それを自由落下させるエネルギーにより木の杭(松杭)等を打ち込んでいました。
戦後しばらく経つと当社ではその後、櫓(やぐら)は形を変え当社ではフレーム式杭打機と呼んでいますが、レールにより移動できるフレームに櫓(やぐら)に今で言うリーダーガイドを組み付けた杭打ちフレームのような機械を製造し現場にてレールを敷き替えながら移動し杭打ち施工を行ったと聞いております。現在の杭打機の原型となるその次の世代のクローラ(キャタピラ)が装着され自由に移動が可能な杭打機(現在で言う懸垂式杭打機)が使用されるようになるまで長い間レールを敷き替えながら移動し、杭を打ち込んでいたそうです。
現在は海上工事は行っておりませんが、昭和の終わりのころまでは海上工事を行っており杭打船、クレーン台船等を利用してコンクリートパイルや鋼管杭、鋼矢板を施工しておりました。
近年特にあらゆる条件下での施工が要求されそれに伴い特殊な機械・機種が必要となり、それに対応できる様努力してまいりました。
当然のことながら大径化・大深度化、あらゆる地質・条件への施工対応もありますが、狭隘・低空等の現場条件下での杭体を含む地中構造物・障害物の低振動・低騒音での破砕・撤去の要求も増えております。
当社では都心部の大型化する工事に対応し、三点式杭打機は日本車両製のDH758-160Mに三和機材製のSA-SMD-300Hというアースオーガーを組み合わせることによりあらゆる削孔作業への対応と、日本車両製のチュービング装置(全旋回機)RT-260Hに150t級のクローラークレーンBM1500Gを組み合わせ2500mmまでの場所打ちコンクリート杭と羽根付き鋼管杭(エコパイル)の施工や障害物除去・破砕が可能になっておりますが、大型工事対応ばかりではなく、コンパクトな日本車両製のチュービング装置(全旋回機)RT-120SLとショートブーム仕様のテレスコピッククローラークレーンTK550GSBにより低空頭条件(H=7m程度)や狭隘エリアであっても上記の機種を用いることにより短尺のハンマーグラブを用いる事により障害物の除去を行った後、同機種にて羽根付鋼管杭(エコパイル)の施工または場所打杭の施工が可能となっております。
そして近年障害物破砕に脚光を浴びている日本車両製のマルチグリッパーもΦ2500、Φ2300,Φ2000,Φ1800,Φ1500,Φ1200,Φ1000mmと7種類の施工径に対応する機種を揃えております。
又、ダウンザホールハンマー作業は三点式杭打機ベース・最大150t級クローラークレーンによる総重量30t級以上の吊り下げ施工・リーダータイプでの施工・テーブルマシンでの施工とあらゆる方法が可能となっております。
そして、羽根付鋼管杭(エコパイル)の施工は最小軸径Φ100mmクラスから最大軸径Φ1600mmまで対応可能となりました。小径用の機種(DHJ-12)から大径の機種(RT-260H)まで施工可能です。
当社は現在杭工事・山留工事はもちろんの事、杭体を含む地中障害物に対する引き抜き・除去工事や、硬質岩盤への大深度施工へ重点を置いております。
もうすぐ創業100年を迎えようとしている現在、我々は次世代に向かい今まで培ってきた技術・実績・経験をふまえ、お客様に最適で最新の工種・工法を提案し、安全で品質の良い工事をお客様に提供させて頂く為に最大の努力を続けてまいりますのでよろしくお願い致します。
代表取締役 永井 邦雄

